Last Trip to Venice 1985 / Letzte Reise Nach Venedig 1985 古屋誠一 Seiichi Furuya 限定529部 2002年、自費出版された『Last Trip to Venice 最期の旅、ヴェニス 1985』クリスティーネがこの世を去る前に、作者とクリスティーネの本当の最後の旅を撮影したもの。 1985年に自ら命を絶った妻・クリスティーネとの記憶を通じて、自身の心と向き合い、その心情を写真を通して表現し続けてきた古屋誠一。 2002年に私家版で刊行された作品集で、第27回伊奈信男賞受賞作品。「ヴェニスへの最後の旅を写したこの作品はアクシデントによって二重露光になっているが、その偶然の画面の組み合わせが必然のように見えてしまう。「クリスティーネ」のシリーズは常に、過去の関係ではなく現在における二人の関係が刻まれているが、この作品はそれに加えて、二重の画面が過去でも現在でもない特異な時空間を創り出している。この作品も加えた「クリスティーネ」シリーズは、スティーグリッツのオキーフの肖像に勝るとも劣らない傑出した作品であり、今回の受賞は彼の今までの功績に対して敬意を示すものである」。 サイズ　160×213mm ハードカバー スリーブケース 93p 状態は非常に良好です。 #現代アート #アートブック #アートフォト #photography #photobook #artbook #book #古屋誠一 #seiichifuruya